2024年11月29日(金)名古屋市立東星中学にて、全校生徒515人の皆さんに人権講演会を行いました。講演会冒頭の久保校長先生のご挨拶では、人権についてSNSの問題が子どもたちに広がる懸念について触れられ、ユニセフについては子どもたち皆に関わる課題であるという広い視野でのご紹介をいただきました。講演では世界の子どもたちの状況やユニセフ活動についてお話しし、子どもの権利条約についてスライドを使って説明しました。講演後、生徒の皆さんから出された「すべての子どもに〇〇を」の中では、「本当の権利(すべての国で認められている子どもの権利に差が生まれているのはおかしいと考えたから)」「安心できて幸せを感じられる生活(争いや病気などを恐れずに暮らせる毎日がすべての子にあるといいと思うから、またみんなに人権があるから)」などがありました。この言葉が実現する社会になるために、「せっかく勉強ができる環境なので、しっかり学んで未来で役に立つ人間になる」「人権が守られない子どもたちがいることを忘れない」など、どの学年も自分事として考えられた生徒が多かったのが印象的でした。終始熱心な眼差しで耳を傾け、子どもの権利について考え、お互いを認め合いながら一緒に行動に移そうという言葉が多く頼もしさを感じました。
活動記録