お知らせ

5月31日(土)愛知県ユニセフ協会主催『笑顔つながるユニセフあいちin大府市』を開催しました

2025年5月31日(土)おおぶ文化交流の杜allobuにて、愛知県ユニセフ協会主催『笑顔つながるユニセフあいちin大府市 大府市の学生が考える子どもの権利~誰一人取り残されない社会をめざして~』を開催しました。企画から運営など初の高校生とのコラボ企画として、「子どもの参加・参画する権利」を実現した画期的なイベントとなりました。

■開会式、タンザニアへ救急車寄贈報告会

開会式では愛知県ユニセフ協会杉山直会長から開会挨拶として、大府市で開催することへの感謝の意と共に「世界で起きている現象を見るといかに人権・子どもの権利が弱いものか。我々一人ひとりが守っていかないと直ぐに壊れてしまう。今日の機会に人権を考え、子どもたちが自由に意見や考えを表すことに大人が耳を傾けるきっかけになれば」との言葉を述べました。来賓挨拶では大府市岡村秀人市長より、大府市の基本理念である「みんな輝くこどもどまんなかおおぶ」、また大府市と愛知県ユニセフ協会が包括協定を締結したご紹介をされ、本イベントを通じて更に子どもたちの未来が明るくなり、権利について多くの市民に知っていただく契機になればとのお言葉をいただきました。

タンザニアへ救急車寄贈報告会では、大府市ライフサポートプロジェクト代表の北瀬尚之さんから、タンザニアのウスワ村に救急車を贈ることになった経緯の中で、多くの方々の支援や子どもたちの声から実現したなどのお話が紹介されました。

■アフリカファッションショー・アフリカジャンベ演奏会

AMAアフリカの皆さんによる、アフリカ衣装のファッションショーとアフリカ伝統楽器であるジャンベの演奏会が行われました。色とりどりな衣装を身に着けたモデルの皆さんがポーズをとったり、ジャンベの演奏では実際に叩ける体験もあり、参加者も一緒になって楽しみました。

■世界くらべてみたらinおおぶ

海外にルーツをもつ若者(フィリピン、ベトナム、ネパール、セネガル、ドイツ、デンマーク)に登壇いただき、日本について、よいと思うことや課題についてどう思うか、母国ではどうかなどについて自由にトークいただきました。皆さんが積極的に発言され、時間が足りないほどでした。

■分科会1<国際協力>             ■分科会2<環境問題と10年後の未来>

■分科会3<外国にルーツを持つ子どもたちの人権>  ■分科会4<ユニセフ>

■全体会・閉会式

全体会では、4つの分科会からの報告と、大府市若者団体代表としてプロジェクトsky代表の両角僚真さんから今後の抱負が語られました。閉会式では閉会挨拶として、愛知県ユニセフ協会の川畑博昭副会長より、「どの国にも素晴らしいところと苦しいところがある。我々日本に住む者はその両方を受け留める必要がある。それでこそ世界に思いを馳せることができる。差別のような辛い経験を覆すことを可能とする社会、覆す喜びや幸せを経験できるような様々な文化が共生できる社会の在り方を愛知県ユニセフ協会と一緒につくっていきたい。若者には自分のことをまず大切にしてほしい。同時にそれ以上に自分と違う人に関心を持って、声をかけ手を差し伸べる気持ちでいてほしい。そういうことが言える若者を育てていきたい」旨の言葉を申し上げ閉会しました。

■団体交流コーナー、ボランティアの皆さん、プレ企画プロギング

大府市国際交流協会、大府アフリカ教育支援プロジェクト、AMAアフリカ、愛知県ユニセフ協会の交流コーナーでは、お楽しみ企画盛りだくさんで多くの方にお立寄りいただきました。ユニセフ子どもの権利プロジェクトシールを使ったスタンプラリーも好評で、たくさんの方々がコンプリート賞を獲得されました。ボランティアの皆さんにも随所で大活躍いただき、総勢100名を超える参加となり、若者が主体となって子どもの権利を実現できる確かな手ごたえを感じた一日となりました。大府市様はじめご参加、ご協力いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。